今川館跡に、将軍職を退いた徳川家康が駿府城に入り、大改修を行った。

日本100名城 日本 静岡県 静岡市

作成日:2014/06/11

関連情報: Wikipediaツイート で「駿府城」を調べる

「駿府城」の関連ノート

【最近の天守再建報道】<p>・江戸城 http://www.nikkeibp.co.jp/article/matome/20140806/410498/<br>・名古屋城 http://www.sankeibiz.jp/macro/news/140822/mca1408220500004-n1.htm<br>・駿府城 http://www.at-s.com/news/detail/1141961657.html</p>

最近の天守再建報道

作成日:2014/8/30 , by rekius 開く

天守再建

【安部川餅の誤算】<h2>北条早雲ゆかりの土地を巡る in 静岡</h2>
<p>6月下旬の梅雨時期に、2泊3日で静岡県に行ってきた。その時のテーマは、「北条早雲ゆかりの土地を巡る in 静岡」であった。基本的に、焼津から東進し、三島に至り、三島から南下して、修善寺でゴールという日程を考えていた。自転車による3日間の総走行距離は約180kmだった。</p>
<h2>小川の長者、長谷川法栄</h2>
<p>初日は東京駅を発し、焼津駅に降り、焼津の南隣にある小川の港へ行った。小川は、今川氏親擁立に尽力した長谷川法栄(*)の拠点である。</p>
<div><em>(*)長谷川法栄:今川氏親擁立に貢献した人物で、小川を拠点にしていた。 氏親の父、今川義忠が遠江で戦死した後、幼少の氏親はすぐに家督を相続することはできなかった。家督は、一旦、義忠の従兄弟の小鹿範満が引き継いだ。その混乱の中、法栄は氏親を小川でかくまったという。彼は早雲の有力な味方だった。 その辺の様子が司馬遼太郎『箱根の坂』に詳しく書かれている。</em></div>
<p> </p>
<h2>丸子城へ</h2>
<p>その後、朝比奈川を渡り、国道1号線を通って、泉ヶ谷の西に位置する丸子城を訪れた。丸子城は、東海道を押さえる要地にあり、今川の本拠地、今川館の北西に位置する。また、氏親が家督相続できないでいた間、この城を居城にしていたという。そうであれば、氏親擁立の中心人物であった、早雲も何度もこの城を訪れたことだろう。</p>
<p>丸子といえば、とろろ汁が有名だが、着いたときがすでに夕方だったため、店が閉まっており、とろろ汁は諦めざるを得なかった。</p>
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<em>2010年6月27日撮影 </em><br><em>司馬遼太郎『箱根の坂』のイメージに近いと思い撮影した。</em>
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<h3>安部川餅を食べよう!</h3>
<p>翌日は、しからばということで、安部川餅を食することに決め、ホテルを出た。<br>最初、駿府城(今川館跡に築城された)、そして、浅間神社を見学した後、臨済寺に行った。臨済寺は早雲の姉(司馬遼太郎『箱根の坂』では妹という設定になっている。今川義忠の正室で、今川氏親の母)、北川殿の別邸跡に建てられ、今川義元も青年期を過ごした場所だという。 <br>当寺は賤機山の山麓にあり、本堂のある高地からは市街地がよく見える。すでに10時30分を過ぎて暑くなってきたが、境内の清々しい雰囲気が心地よかった。</p>
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<em>2010年6月28日撮影 </em><br><em>臨済寺の本堂前からの写真。</em>
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<p>臨済寺を出て、予定通り、安部川餅を食べに安部川橋東側に向かうことにした。この頃になると、太陽が照り始め、気温はぐんぐん上昇しているのが分かった。11時頃に目的地付近に着くと、観光ガイドブックに載っていた佇まいの店があった。</p>
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<em>2010年6月28日撮影 </em><br><em>安倍川橋の東側から、安倍川をのぞむ。</em>
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<em>2010年6月28日撮影 </em><br><em>安倍川餅の「せきべや」さん</em>
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<h2>安倍川餅の「せきべや」さん、発見!</h2>
<p>ここだと思い、汗を拭いつつ、店に入った。この店が300年の歴史を持つという「安倍川餅せきべや」である。店の中は、冷房がかかっており、涼しかった。安部川餅(600円)を注文し、待つことしばし、やってきた安部川餅を見て、私は「しまった」と思った。</p>
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<em>2010年6月28日撮影 </em><br><em>「せきべや」さんの安部川餅。見た目よりボリュームがあり、満腹になった。若干、黄粉餅が分かりくいかもしれない。黄粉餅は皿の右側にある。その黄粉餅に砂糖がかかっている。</em>
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<h2>「しまった」と思った理由</h2>
<p>それは餅の味がどうこうという話ではなく、このシチュエーションでは、餅というチョイス自体が誤りだったではないかということだ。なぜかというと、その重く、粉っぽい様子に食欲が湧いてこないのである。すでに、暑さにやられつつある体に、この重量感と粉っぽさはきつい。もう少し冷たいもの、せめて、チュルチュルと食べられるものにしたらよかったと思った(もちろん、餅自体はすべていただいて、店のチョイスにミスはなかったと思った)。</p>
<h2>ご当地グルメは胃と相談しよう</h2>
<p>思えば、前日にとろろ汁を食べ損なったのがトラウマになり、何としてもご当地グルメを食べるということが強迫観念となり、冷静な判断力を鈍らせたのかもしれない。思い込みというのは恐ろしいものである。<br>昨日、とろろ汁を食べていれば、おそらくこれほど暑い中、餅を食べるのは不適と判断して、別のものを食べていたことだろう。食べ物に関しては、頭が要求するものより、胃腸が要求するものを優先させたほうがよいとつくづく思った。今度は、安部川餅を見て胃腸が喜ぶ時期に、もう一度、トライしてみたいものだ。</p>
<p>その日の夕方、いつもより腹が減らないなと思ったとき、ふと昼に食べた阿部川餅のことを思い出した。失敗にも、効用はあるようだ。</p>
<p>(終)</p>

安部川餅の誤算

作成日:2014/6/23 , 地図あり, by fuji3zpg 開く

安倍川餅 フィールドをゆく 静岡県 静岡市

【駿府城】■ 駿府城の石垣刻印マップ<br>http://www.city.shizuoka.jp/000113657.pdf<br><br>■ 「駿府城の不思議(ふしぎ)」 石垣刻印(こくいん)の謎(なぞ)<br>http://www.shizuoka-cvb.or.jp/oogosho400/kids/doc01_12.htm<br><br>↓ 同感です。<br><br>「これまでの研究で、刻印(こくいん)は各大名の家紋(かもん)や旗印(はたじるし)をあらわし、石を積(つ)む時にそれぞれの持ち場を示(しめ)すために石に刻んだのであろうとの説もあります。<br><br>(図表)石垣の刻印一覧しかし、よく調べてみると家紋(かもん)・旗印(はたじるし)と刻印が必ずしも一致しているものばかりではありません。むしろ、一致していないばかりかわからないものの方が多いのです。<br><br>したがって、家紋や旗印ではなく、他(た)の意味(いみ)があるのではないかという研究家もいます。」

作成日:2014/6/6 , 地図あり, by fuji3zpg 開く

石垣刻印 静岡県 静岡市

【駿府城】駿府城本丸跡に立つ、徳川家康公の像。

作成日:2013/2/26 , 地図あり, by fuji3zpg 開く

静岡県 静岡市

【駿府城】二の丸水路。本丸堀と二の丸堀をつなぐ水路。幅4.5m、江戸期の深さは約4m、長さ約95m、4回折れ曲がっているらしい。

作成日:2013/2/26 , 地図あり, by fuji3zpg 開く

静岡県 静岡市

【駿府城】東御門北側の堀。ここで黒ブロンプトン(折りたたみ自転車)で走っている人を発見した!<br>      まあ、この写真とは何の関係もないが。。

作成日:2013/2/26 , 地図あり, by fuji3zpg 開く

静岡県 静岡市

【駿府城】東御門。

作成日:2013/2/26 , 地図あり, by fuji3zpg 開く

静岡県 静岡市

【駿府城】駿府城の本丸堀。駿府城は今川館跡に建てられた。今川館についてはよく分かっていないようだ。<br>      駿府城は近世城郭なので、丸子城のように霞がかった雰囲気は微塵もなかった。

作成日:2013/2/25 , 地図あり, by fuji3zpg 開く

早雲の城 静岡県 静岡市

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