数千年前からステップ(半感想)地帯を中心に、いわゆる、四大文明(エジプト文明、メソポタミア文明、インダス文明、黄河文明)が成立していました。
この時代にも文字はありましたが、当時のことはあまりよく分かっていません。この頃は、遺跡調査などが中心である考古学の世界です。
文字による記録が残り始めるのが、紀元前8世紀頃からです。
主に、ギリシア(ヘロドトス『歴史』)と中国(司馬遷『史記』)で歴史書が書かれたことで、現在、我々は文字を通して、当時のことを知ることができます。ここが歴史学のスタート地点でした。
都市国家(ポリス)からスタートした権力機構は、青銅器、ついで、鉄器の普及、農業生産の革新などに支えられ、点から面的に拡大し、領域国家へと変貌しました。
そして、紀元前3世紀ごろに中央集権の統一国家が完成しました。その典型が古代ローマであり、漢帝国でした。
なお、ギリシアの都市国家はこの動きに追随できず、政治的には古代ローマに従属する形になりましたが、文化的にはローマに強い影響を与えました。この辺りは歴史の興味深い点です。
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