本日は、コルク社主催・伊東潤氏の第3回読書会に行ってきました。今回のテーマ本は『江戸を造った男』で、主人公は河村瑞賢。彼は明暦の大火を契機に木材商として頭角を現し、その後、治水・航路開設・鉱山開発など、商人でありながら、江戸時代のインフラ開発に大きく寄与した人物です。
江戸時代は島原の乱後、幕末まで太平の世が続いたと思われたがちですが(兵乱に関してはその通りながら)、実際には修羅場もありました。そのうちの一つが明暦の大火です。この大火が思わぬ副産物を生むわけです。ということで、よかったら、上掲の本を読んでみてください。
江戸初期の安定期、つまり、島原の乱後(17世紀の中旬)から新井白石の時代の少し前(17世紀末)まで分かるような構成になっている点でもいいです。
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