2015年の大河ドラマ「花燃ゆ」を見るにあたって、知っておきたいことをまとめました。
1.毛利家の小史
戦国時代、毛利家を中国地方の覇者に押し上げた毛利元就とそれを受け継いだ毛利輝元。毛利家は豊臣秀吉の傘下に入ることで中国地方の雄としてその勢力を維持しました。
しかし、関ヶ原の戦いの時、毛利輝元は西軍の名目上の総大将となり、西軍敗北を受けて、領土を1/3に減らされ、周防・長門(山口県)に逼塞を余儀なくされました。
2.萩の地勢
萩は山口県の日本海側にある盆地で、長州藩の首都でした。
萩は、東を松本川、西を橋本川が流れ、それらの川に囲まれた都市です。萩と山陽道に面する三田尻は、萩往還で結ばれています。
長州藩主は北西の萩城にあり、萩城を守る形で重臣屋敷が囲っています。高杉晋作の高杉家は身分の高い家だったので、重臣屋敷のすぐ東側に屋敷がありました。
杉家は高杉家と比べると、身分・家禄が低く(杉家の家禄は26石、高杉家は200石)、松本川のさらに東側に屋敷があり、吉田松陰が小さい頃は貧しい暮らしをしていました。
大体、この辺りを頭に入れておくと、より大河を楽しめると思います。
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