歴史的に重要な書、『孫子』
『孫子』という歴史的に重要な書で、幾多の歴史人物がこの書から多くのことを学んできました。
武田信玄も毛沢東も、現代においては孫正義氏も孫子から学んだとされています。
『孫子』の基本思想
孫子の基本思想というのは、平たくいうと、「戦争というのは高くつくので、可能な限りで戦うな。戦う時は自分と相手を比較して、勝てそうな場合にだけ戦え。そして、戦いはなるべく早く切りあげろ。」というものです。この理論を作った人物は、現実主義者・合理主義者だったでしょう。
Wikipediaの「
孫子_(書物)」
現在の孫子を作った人物
そして、もう1人、孫子を学び、さらに、孫子の編者にまでなった英雄がいます。それが三国志の曹操です。
孫子は春秋戦国時代に成立したとされていますが、孫子を13編に編集し、現在の我々が『孫子』として目にしているものを作ったのは曹操と言われています。
時代をつなぐ古典
つまり、我々が岩波文庫の『孫子』や数多の孫子の解説書を読む時、知らないうちに曹操の思想的影響を受けているのです。
伝え続けられた古典というのは時を超えます。現代に生きている我々にとって、曹操はあまり関係ないと思われるかもしれませんが、歴史的にみると、曹操は武田信玄と毛沢東、そして、我々と確かにつながっているのです。
参考書
孫子の定番
『空気の研究』で有名な山本七平氏の孫子解説書。
曹操以前の孫子(原孫子)に対する言及もある。